私にとって音楽は友達、先生、姉妹のような存在です。今まで音楽は私に新しくて刺激的な経験をもたらしてくれたし、これからもそう。Raftは、音楽が私に贈ってくれたプレゼントのひとつかもしれません。これまで多くのバンドを組んできましたが、タイと日本というスタイルは初めて。曲もすごく好きだし“liberal music”というコンセプトも気に入っています。何より、私自身にとって絶好の学び舎になるのが大きな魅力ですね。作詞や作曲に挑戦したり海外のステージに立ったりするなど、刺激的な経験を得られそうですから。
Raftはまだ誕生して間もないバンドです。どのような未来が待っているかは誰も予想できないのですが、私自身、楽しく歌えて、メンバーも楽しく演奏できて、聴いてくれた人やライブに来てくれた人が幸せになってもらえたら最高です。今後、日本ツアーなどが行われることになったら、ぜひ帯同したいですね。私にとっては未知の経験であるし、一人でも多くの方に私の歌を聴いていただけるのは、ミュージシャンとして本当に幸せなこと。来日できることを今から楽しみにしています。
前述したことを実現するために、今、私ができることは、心から音楽を愛し続けること。そして、歌い続けることです。今も日々バンコク市内のどこかで歌わせてもらっています。場所は違っても歌うことが最高に幸せであることは変わりません。そして、私を成長させてくれたり、いろんなことを教えてくれたりすることも。音楽とともに生き続け、自分を磨き続ける気持ちは、これから何が起ころうとも変わりません。
